小柳さんのハンカチーフ。
昨日お邪魔したのは小柳さんのお宅。小柳さんは私にとってはお客様であり、恩師。先生ではないんだけど、人生についていろんな話を聞かせてくれる。商売の先輩。
昨日話題になったのは贈り物について。
お茶をいただきながら。ふとなんだかよくわからない布に目がいった。風呂敷くらいの大きさだけど風呂敷ではない。柄がちょっとコジャレた感じ。そして生地がなんともつるんとしている。
「なんですか?これ。」
聞いてみた。
「これはねぇ。」と言って教えてくれる。
その布は30年程前にお友達からもらったハンカチーフ。ハンカチなのかなんなのかよくわからんけど
「ちょっとよかろが。」にぴたっとはまる。
それは風呂敷にもなり、スカーフにもなり、エプロンにもなり、ナプキンにもなり、雨が降ったら頭からかぶって雨避けにもなるスーパーハンカチーフ。
人に何かを贈ることが昔から好きで、何かにかこつけては色んな贈り物をしてきた。
30年愛用されている小柳さんのハンカチーフ。こんな贈り物が私は出来ているかな。
「ちょっとよかけん、私もなかろかて探すばってん、ころんよかつのなかったいね。」
小柳さんは言う。
何かの布を切って周りをぐるっとまつってあって、四角にフェルト?かなにかの飾りがついている。もう破れて、糸がほつれてるんだけど、それでもそれに変わるものはない。
私が贈ってきたものは小柳さんのハンカチーフのように長く愛されていくのかな。
えこるの靴もよく贈り物に選んでいただく。
えこるの靴も、小柳さんのハンカチーフのように変わるもののないただ一つになることができるのかな。
私もこんな贈り物がしたい。
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